無痛分娩(追加料金は2万円のみです)

 

厚木市立病院勤務時代から、25年以上産科麻酔に携わってきた院長が麻酔の処置を行います。

朝8時30分に入院になります。
入院をしたら子宮口にミニメトロという水風船を入れて子宮口が開きやすくします。1時間分娩監視装置で赤ちゃんの状態を確認します。麻酔は硬膜外麻酔という方法で行います。
背中に局所麻酔をして硬膜外針を硬膜外腔まで挿入し、細いチューブを硬膜外腔に留置します。痛みを感じてきたらチューブから局所麻酔薬の注入を開始します。
陣痛の痛みと赤ちゃんが娩出する痛みをそれぞれ抑える為、チューブは2本挿入します。それぞれのチューブから適切な部位に麻酔薬を注入する事で、麻酔薬の使用量を抑える事が出来ます。挿入が困難な場合1本になる事もあります。
麻酔の準備が出来たら、分娩誘発剤の点滴を開始します。点滴は輸液ポンプを用いて細心の注意を払いながら投与します。分娩監視装置は赤ちゃんが産まれるまで持続的に装着させていただきます。

[ 副作用 ]

軽度の血圧低下がおきますが、点滴で対応します。
微弱陣痛やいきみが弱くなりやすく、また赤ちゃんの頭の回旋異常が起こることもあり、分娩時間が遷延したり、吸引分娩の頻度が増えると言われています。

稀に頭痛が起きることがあります。極稀に硬膜外腔出血をすることがあります。

 

当院の診療体制に関する情報公開(PDF)